【ニュージーランド】縦断ドライブでレンタカーを0円にする方法

2024年3月18日世界一周,旅行のお得情報,海外旅行

今回は、ニュージーランドで片道縦断ドライブ旅をする場合、レンタカー代を0円にする方法を紹介します。
結論から申し上げると、レンタカー代は0円で、他にかかる費用は任意保険とガソリン代です。

今回の記事内容
  • 片道の海外レンタカーでレンタカー代を無料にする方法
  • 当日のレンタルのやり方

海外のレンタカーを無料でレンタルする方法

ここで使うのはリロケーションです。
Webサイトは「transfercar.co.nz」を使用します!

https://www.transfercar.co.nz/

リロケーションとは

まずはリロケーションについて説明します。

誰かが正規価格で片道レンタカーをした自動車が本来の営業所に戻るために、無料、または格安でレンタルすることができるサービスです。

なので、リロケーションのWebサイトではあらかじめピックアップ場所とドロップオフ場所、そして車種が決まっており、希望の自動車がある場合にリクエストを送信して予約成立するといった流れになります。

リロケーションはニュージーランド以外にも対応しており、2024年現在では下記の国で利用することができます。

  • アメリカとカナダ(北アメリカ)
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 南アフリカ
  • ブラジル

リロケーションの検索・予約方法

リロケーションでは希望する日数、場所、車種を正確に当てはめるのは厳しいです。
が、時期によってはいろんな車種を選択することができるので、検索方法と見方を説明します。

まずはWebサイトを開きます。

ホームページ上部には赤枠の検索窓があります。

ここで希望するピックアップとドロップオフの場所を選択して、検索フィルターをかけることができます。
※時期によっては希望の場所にはレンタカーがない場合もあります。

ピックアップ、ドロップオフのどちらかを選択、またはどちらも選択しないで検索することも可能です。
ご自身のスケジュールに合わせて柔軟に検索をしましょう。


今回は1番車種が多かったクライストチャーチをピックアップとして検索してみました。

すると、上記のようにクライストチャーチ発の自動車が一覧で確認することができます。

今回は上から2つの自動車に関して説明しますね。


  • ①:レンタル可能期間と場所
  • ②:同車種があと何台あるか
  • ③:レンタル費用
  • ④:車種
  • ⑤:その他の特典

1つひとつ紹介します。

①:レンタル可能期間と場所

①にはレンタル可能な期間とピックアップ場所、ドロップオフ場所が記載されています。

ここでいうレンタル可能な期間はこの期間内に③で書いてある日数分レンタルすることができる期間を示しています。

なので、上記の写真では3月1日〜3月16日の間に4日間1ドルでレンタルすることができる自動車であります。

3月1日〜3月16日の16日間借りれる訳ではないので注意が必要です。
私が初めての予約時に4日間ごとに1ドルかと思っていましたが、予約に進むと5日以上借りることができなかったのでそこで気が付きました。

②:同車種があと何台あるか

レンタル可能な台数があと何台あるのかが記載されています。
しかし、正確な数字ではないので目安としてみるのがいいと思います。

そして、稀にこの表記の隣に「Requested by 1 person」などと書かれていたら
「最近1人からリクエストが送信されました」ということで残っている台数よりリクエスト数が多いと予約できる望みは薄いことがわかります。

③:レンタル費用

レンタル費用を確認できます。

私が実際に予約した中で下記の費用がありました。
これは日にちや車種に応じて変わっていたので実際にWebサイトを確認した方がいいかもです。

  • 無料
  • 1日無料
  • 6日無料
  • 4日1ドル
  • 2日1ドル
  • 1日5ドル

④:車種

写真でもイメージできますが、おおまかな車種を確認するここができます。

⑤:その他の特典

ここはその他の特典があれば表記されるアイコンです。
今回のガソリンスタンドのアイコンは1タンク分が無料になるアイコンです。

これは嬉しい特典ですよね。

そのほかのアイコンは下記があります。


そして、予約したい自動車があれば選択し、詳細を確認しましょう。

予約方法

では、希望のレンタカーを見つけたら予約する方法を説明します。

①レンタルしたい期間を選択します。
 ※上記の写真の場合、6日間まで無料でエクストラで1日160ドル支払うことで7日以上借りられます。

②「REQUEST THIS VEHICLE」をクリックします。

個人情報の入力をします。
ログインすることも可能で、登録をしている方はログインをしましょう。

レンタルする日にちと時間を入力します。

ここで右側の灰色ボックスがきちんと0ドル、または選択した金額になっているか確認しましょう。

ここでクレジットカードを登録します。

キャンセルや当日借りない場合などが生じた場合は、登録したクレジットカードで支払われます。
内容を確認したら「SUBMIT REQUEST」をクリックします。


リクエストを送信後に、自動メールが届きます。
内容はこんな感じ。

  • あなたのリクエストはレンタル会社に送信されました
  • 24時間以内にリクエストの可否をレンタル会社からお知らせされます
  • 他の申込者がいた場合はリクエスト不可になります
  • 予約が完了するまで航空券やホテルを取らないでね
  • 24時間以内にレンタル会社より連絡がない場合は自動キャンセルになります

リクエストが通った場合

リクエストが通ったメール「件名:Transfercar: Your relocation booking is confirmed」が届きます。

そして数時間後にレンタル会社から予約確認のメールが届きますので、それを保存してレンタルする日にカウンターで提示しましょう。

私が借りれた際は、有名な「Hertz」と「Apex Car Rentals」でした。

リクエストが通らなかった場合

リクエストが通らなかった場合は、メール「件名:Transfercar: Your request has not been accepted, please try again」の件名でお祈りメールが届きます。

注意ポイント

ここからはリロケーションで気をつけたいポイントを説明します。
国際免許での運転を前提とした内容です。

年齢制限がある

レンタカーによっては年齢制限があります。
日本人の場合18歳以上であれば免許の取得が可能ですが、リロケーションの一部では19歳以上や、25歳以上など設定を設けている場合もありました。


年齢制限を確認したい場合は下記の場所で確認することができます。

乗りたい自動車を選択した後に、スクロールをして自動車の詳細を確認することができます。
そのメニューバーにある「Policy」を選択し、「Minimum age」を見ることで最低年齢を確認できます。

レンタルする日の年齢が下回らないようにしましょう。

重量制限に気をつける

実は、日本の免許と国際免許では許容乗車定員数が異なります。

日本で発行した普通自動車免許では「10人以下の自動車」と定められていますが、国際免許は「運転者席のほかに8人分をこえない座席を有する」とあります。つまり国際免許では10人乗せて運転することはできません。

リロケーションにはハイエースバンなども多く掲載されているので、気をつけましょう。

(法律に関してはアップデート・変更される可能性がありますので、最新情報をご確認ください。)

おすすめポイント

ニュージーランドの場合、北島のオークランドから南島のクイーンズタウンまで縦断旅をしたい人も多いのではないでしょうか?

多くの場合、オークランド発クイーンズタウン着(またはその逆)の自動車で、希望の日時で予約ができる可能性は低い場合が多いです。かつ、早いもの勝ちですしね。

私が実際にクイーンズタウン発オークランド着のドライブ縦断旅で予約した経路は下記です。

  • クイーンズタウン発クライストチャーチ着の自動車をレンタル
  • クライストチャーチ発オークランド着の自動車をレンタル

一気に借りようとするのではなく、中継ポイントを設けて乗り換えるのをおすすめします。
本来なら一気に行きたいですが、借りられない場合は1箇所中継ポイントを設けるといいでしょう。

また、1回のレンタルで日数が限られていますが、2回借りることで合計の日数も増えることが多いです!


良いニュージーランド旅行に!

今回はニュージーランドを起点に可能な限り無料でレンタルする方法を説明しました。

リロケーションは基本片道のみの利用です。
お得に縦断ドライブをしたい場合にはもってこいのサービスですよね。

日本にも似たのがないのか探しましたが、今のところないみたい。
今後のサービス展開に期待したいと思います。