【2023年版】ベトナム統一鉄道のチケット購入方法5つをご紹介!それぞれのメリットからデメリットまで伝授!【ベトナム旅行】
2023年2月にベトナム統一鉄道に乗車しました、Shigaがどうやってチケットを予約購入したのかご紹介いたします。
今回の情報を参考に快適なベトナム鉄道の旅行を是非お過ごしください!
Contents
ベトナム統一鉄道について
ベトナムには南北総延長1726kmの南北統一鉄道のメイン路線と、その他数本の鉄道路線があります。
速度は60~90km/hと決して速くはなく、ハノイからホーチミンの区間が、飛行機で約2時間のところ鉄道だと10,000円で約35時間かかります。速さと早さを求めるなら飛行機一択になるでしょう。快適な乗り物でもありませんが、ベトナムを車窓から一望できるのは大きな価値がありますよね。
ベトナム統一鉄道のレビュー動画もYouTubeにて投稿しています▼
ベトナム統一鉄道のシートの種類
①ソフトスリーパー
寝台列車用に用意されている1段ベット、2段ベットのお部屋になります。
2段ベットの場合は4人1部屋です。また、車両によっては冷房なしのお部屋もありますので注意が必要です。
私は今回、こちらのソフトスリーパーを利用しました。具体的な内装や値段などは下記のブログをチェックしてください。
ハードスリーパー (6人1部屋)
大きさや広さはソフトスリーパーと同じですが、かなり薄いマットレスで硬いベットタイプの部屋です。冷房もないタイプが多く、おすすめはできないです。値段もソフトスリーパーと比較すると大きく異なるわけではないので空きがあればソフトスリーパーを選択するようにしましょう。
寝袋やウレタンマットがあれば寝れるとは思います。(笑)
ソフトシート
ここからは寝台列車用ではなく、座って乗車するためのシートを紹介します。
ソフトシートは日本の新幹線と同じようなシート形状です。深夜便や長時間の移動はお勧めできないですが、短距離や日中の移動はソフトシートで気軽に利用することができます。
ハードシート
木材のベンチシートの座席になります。
ベトナム統一鉄道のチケット予約・購入方法
日本観光客が事前に予約できる方法は6つあります。1つひとつ紹介します。
① 公式HPから予約する
公式HPからはベトナム語か英語のみが対応となっておりますが、代理店を利用しないので一番安く購入することができます。しかし、決済方法は下記の6個のみとなります。ベトナムのQR決済や銀行引き落としなど、ベトナムに住んでいないと難しい選択肢となっていますが、一番下は現地払い(窓口)となりますので日本人観光客はこれを選ぶと良いでしょう。
メリット
- 一番安く購入することができる
デメリット
- 現地のクレジットカード、銀行口座が必要な支払い方法も
- ベトナム語・英語で予約サイトを操作する必要がある
② 「12GO」のサイトから予約
世界の飛行機から電車やフェリーを購入できる代理店サイトになります。日本語対応が可能でお持ちのクレジットカードで事前に支払うことができ、予約時にメールでPDFチケットが送られるので現地で窓口に向かう必要がなく焦らず乗車することができます。
12GOでの購入方法
ウェブサイトを開き、乗車駅と降車駅、日付と人数を入力し検索します。
選択した日程に乗車可能な便やその他乗り物の候補が一覧化で確認することができます。今回は電車ですので希望の便の「Show Options」をクリックすることで値段とシートタイプを選択することができます。
どういった座席なのか写真も一緒に確認することができますので、間違うことなく選択できると思います。しかし、写真と全く同じ部屋になるとは限らないのでそこは注意が必要です。
あとは「購入」をクリックし、手順に沿って入力することで購入することが可能です。
予約が完了するとすぐにメールにて確認メールが届きます。ここではあくまでも注文内容の確認のみでチケットは添付せれていないです。その後、もう1つメールがきますのでそれを待ちます。
後ほど確認しましたが12GOはユーロ支払いでした。換金手数料などかかる可能性がありますので注意しましょう。
さらに数分後、12GOからメールが届き、予約した内容と相違がないチケットのPDFが送信されました。これを印刷かスマートフォンにダウンロードして乗車券として利用できますので失くさないようにしましょう。
私はスマートフォンにダウンロードして、かつPDFファイルを印刷しました。
メリット
- 日本にいながら(渡航前に)チケットを受け取ることができる
デメリット
- 公式HPの購入より1,000円ほどが高い値段となる(私の場合)
私の場合、ハノイ駅ーダナン駅の2段ベットのソフトスリーパーを予約しました。
12GOでの購入(1人の値段 : ソフトスリーパー) : EUR54(約7,800円)
公式HPで購入 (1人の値段 : ソフトスリーパー): VND 1,179,000(約6,800円)
結果、1,000円ほど高くはなりますが、渡航前に手元にチケットがあることを考えると1,000円は安く感じるかもしれませんね。
③ 「tnk Japan」のサイトで予約
アジア旅行とツアーの予約ができる日本のWebサイトです。このサイトでもベトナム統一鉄道の事前予約が可能となっています。
区間によってプルダウン選択ができ、「車両番号」「出発時間」「到着時間」「各シートタイプの値段」を一覧で確認することができます。主要駅からマイナーな駅まで全て網羅されておりますので旅程を立てる時にも役に立ちそうですよね。
メリット
- 日本にいながら(渡航前に)チケットを受け取ることができる
デメリット
- 購入には30ドル(米)が必要となる(12Goより高い印象)
④ 現地窓口で購入する
駅の窓口で当日または数日前から購入することができます。窓口の方は英語で対応できる方がほとんどですので英語が話せる場合は不自由なく購入することができるでしょう。
メリット
- 手数料ないチケット金額で購入できる
デメリット
- 英語が話せないと厳しい
- 座席に空きがないと購入できない
⑤ 「GET YOUR GUIDE」でツアーを予約する
世界のアクティビティやツアーを予約することができるサイトです。このサイトでもベトナム統一鉄道のツアーを予約することができます。
単に鉄道のチケットを予約するのではなく、鉄道とプラスして体験アクティビティー・ホテルがついていたりとツアー型で予約することができます。
例えば、上記の写真のように夜行列車と山岳民族の2日間ツアーのように電車のチケットをプラスして予約することができます。チケットのみの購入は現状できなそうなので注意が必要です。
メリット
- 鉄道以外のアクティビティがついてくる
- 旅程をたてる必要がない
デメリット
- 鉄道のみの予約は不可
- ツアーなので値段が高め
【番外編】 「kkday」のサイトで予約
kkdayという現地ツアー予約サイトでは現在、下記のルートで予約することができます。
日本語サイト・日本語サポートが受けられる「kkday」で予約すると安心するでしょう。
- ハノイ(22:00) – ラオカイ(翌6:00)
- ラオカイ(21:30) – ハノイ(5:25)
kkdayに関してはプレミア寝台列車となり、軽食やお水が含まれている値段となります。少しラグジュアリーな体験を希望される場合はおすすめです。
しかし、kkdayでは「ハノイ⇔ラオカイ」間のみ販売ですので、別経路を検討されている方は方法の①〜⑤を試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。最近、ベトナム統一鉄道も綺麗な車両が増え、日本人でも快適に過ごせるようになってきていると思います。(相変わらず電車の揺れはすごいですが…)
南北に長い国、ベトナムで快適な電車の旅ができるように事前予約の方法をご紹介いたしました!アップデートで情報が変わってしまうこともあるかと思いますので今回の記事は参考程度にご確認いただけますと幸いです。
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